WALD
WALD(森)は、2022年に制作された絵画のシリーズ作品です。これらの絵画は、抽象と非具象性のあいだを行き来しています。
「『WALD』というテーマは、コロナ禍の時期に、実に何百キロメートルも歩くなかで生まれました。私が森に魅了されるのは、純粋な彫刻としての自然です。私は森や木々を、果てしないシリーズとして撮影してきました。関心を抱いているのは、その配置に見られるリズムであり、位置や向き、視覚的な重さにおける、ときにごくわずかで、ときに大きな差異です。このシリーズ作品は、非具象的な構造としての森と向き合い、それを私にとって非具象的な視点へと移し替えて、絵画という私のメディウムに落とし込む試みです。このシリーズを通して常に私にとって大きなテーマとなっているのは、非具象性との境界にある抽象です。それはまだ抽象化されたモチーフなのか、それとももう完全に非具象なのでしょうか。」Tobias Post