Raw Cube – 縦長フォーマット
上下に重ねた二面の投影による一つの作品、高さ5.6メートル
架空の空間のビジュアライゼーション――実現したプロジェクトではありません。
打ち放しコンクリートの、高さ九メートルの小展示室。正面の壁に、Raw Cubeシリーズの「Kreuz」が縦長の画面として立ち上がる――一本の映像を、上下に重ねた二面の投影に振り分けて。
作品映像の中央から縦長の帯を切り出し、二台のプロジェクターに振り分けます。上の一台は横方向のトラスに吊り下げ、下の一台は壁の前の床置きスタンドに設置して、インスタレーションの一部として見えるままにします。二つを合わせて、幅五メートル、高さ5.6メートルの画面が生まれます。
作品の黒い地のため、投影面はコンクリートの壁からわずかに浮かび上がるだけです。キューブの光が粗い壁面をかすめていきます。
技術
この空間をつくるために必要なもの:寸法、機材、明るさ。
Panasonic PT-MZ882プロジェクター1台(レンズET-ELW22、短焦点ズーム、8,200ルーメン)を横方向のトラスに吊り下げます。画面サイズは5.00 × 2.81 m、下端の高さは3.41 m、投射距離は3.95 mです(投射比0.79:1、垂直レンズシフト-45%)。壁面の計算上の輝度:約186 cd/m²。Panasonic PT-MZ882プロジェクター1台(レンズET-ELW22、短焦点ズーム、8,200ルーメン)を床置きスタンドに設置します。画面サイズは5.00 × 2.81 m、下端の高さは0.60 m、投射距離は4.80 mです(投射比0.96:1、垂直レンズシフト52%)。壁面の計算上の輝度:約186 cd/m²。代替機種、価格帯、機材ごとの全寸法は機材リストに記載しています。平面図、断面図、アクソメ図が投射範囲を示します。
空間
シナリオの空間と、その中での映像の配置。
- 空間
- 前室付きの、打ち放しコンクリートの天井の高い小展示室
- 構成
- 一本の映像から横長画面2面を上下に重ねて(画面中央の帯)
| 空間 | 幅 | 奥行き | 高さ |
|---|---|---|---|
| 小展示室 | 8 m | 10 m | 9 m |
| 前室 | 5 m | 6 m | 3.8 m |
投影
映像のつくり方:機材、画面サイズ、距離、設置方法。
1 × プロジェクター
5 m × 2.81 m 1画面あたり
- 下端高さ
- 3.41 m
- 投射距離
- 3.95 m
- 投射比
- 0.79 : 1
- レンズシフト
- -45 % 垂直
- 設置
- トラス吊り
1 × プロジェクター
5 m × 2.81 m 1画面あたり
- 下端高さ
- 0.6 m
- 投射距離
- 4.8 m
- 投射比
- 0.96 : 1
- レンズシフト
- 52 % 垂直
- 設置
- スタンド設置
すべての分割画面は一本の映像から生成され、同期して再生されます。
明るさ
映像が十分に明るくなるか:達成される輝度を目標値と比較します。バーの中の線が目標値です。
1 × Panasonic PT-MZ882十分な明るさ
- 輝度
- 186 cd/m²
- 目標値
- 60 cd/m²
- 必要な光束
- 3,446 lm
- 光束
- 8,200 lm
1 × Panasonic PT-MZ882十分な明るさ
- 輝度
- 186 cd/m²
- 目標値
- 60 cd/m²
- 必要な光束
- 3,446 lm
- 光束
- 8,200 lm
機材
計算の基準とした参考機材です。同クラスの機材でも同様に使用できます。
Panasonic PT-MZ882
- レンズ
- ET-ELW22 (Short-Throw-Zoom)
- 光束
- 8,200 lm
- 重量
- 18.6 kg
代替機種 (3)
| 機種 | レンズ | 光束 | 輝度 |
|---|---|---|---|
| Epson EB-PU1008W | ELPLU03S (Short Throw #1) | 8,500 lm | 192 cd/m² |
| Barco G62-W9 | R9801840 G lens 0.75-0.95:1 (Short Throw) | 9,500 lm | 215 cd/m² |
| Panasonic PT-REZ15 | ET-C1W400 (Weitwinkel-Zoom) | 15,000 lm | 340 cd/m² |
価格帯と機材リストはお問い合わせください。
用語
- 投射比
- 投射距離を画面幅で割った値。0.8 : 1の場合、幅6 mの画面にはプロジェクターを4.8 m離して設置します。
- レンズシフト
- プロジェクターを傾けずに、レンズ内で映像を移動させます。これにより映像は長方形のまま保たれます。
- 光束
- プロジェクターが発する光の量。単位はルーメン。
- 輝度
- 画面が目にどれだけ明るく見えるか。単位は平方メートルあたりのカンデラ。暗い空間では約60で十分です。
- 下端高さ
- 床面から画面下端までの高さ。
- 同期再生
- 複数のプロジェクターが同じ映像の各部分を映し出し、メディアサーバーがそれらをフレーム単位で正確に同期させます。
画像
101 件をアーカイブに収録別の組み合わせ
使用作品
1設置場所に合わせたインスタレーションのご相談
このシナリオは、平面、寸法、技術の面で実際の空間に合わせて調整できます。場所をお知らせください。
その他のシナリオ
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